平成27年度 太陽光発電蓄電池式LED灯設置工事(本土)
再生可能エネルギー設備
- (発電)太陽光 [900 kW]
- (省エネ等)蓄電池 [2,304 kWh]
- (省エネ等)高効率照明(街路灯含む) [0.12 kW]
設備の概要
商用電源に頼らない太陽光発電蓄電池式のLED街灯
夜間津波避難誘導照明・・・6基
夜間津波避難誘導・夜間津波避難短期滞在用照明・・・6基
の計12基
- CO2削減効果(見込み)
- 0.661 [t-CO2/年]
- 総事業費
- 17,928,000 円
- 補助金額
- 17,928,000 円
- 完成年月
- 平成28年2月
施設の概要
- (名称)
- 津波避難場所および津波避難路
- (分類)
- その他
- (役割・機能)
- 夜間における津波避難においては、商用電源の停電が想定される中で、避難路および避難場所の照明確保が課題となっている。この設備を導入することで夜間の津波避難誘導や夜間の高台における短期滞在の「明かり」として役立つと考えている。
- (所在地)
- 三重県鳥羽市鳥羽3丁目他11か所
再生可能エネルギー等導入による地域づくりの取り組み状況
地球温暖化対策地域推進計画を平成26年10月に施行した。その中で、「太陽光発電システムの設置を促進を目標に掲げるとともに、市独自で資源循環型社会の構築に向け、間伐材の利活用を図るため、森林に放置されている間伐材を多くの方々に利活用できるよう薪ストーブや薪ボイラーなどの購入費の一部助成を行っている。今後は、エコな交通づくりの推進につながる電気自動車用充電設備の設置や、ごみの排出量の削減にもつながる事業系生ごみ等を活用したバイオマス発電導入検討調査を行い、低炭素社会への歩みを進め、地球環境をまもるための取組を促進していきたい。
事業を行うにあたって工夫した点
対象の津波避難場所の検討条件として、①建築物の有無、②過去4年間の市内一斉津波避難訓練の避難者数、③観光客の避難の可能性、④地域におけるその場所の必要性、⑤災害時の孤立地区などを考慮し、最低限必要な10か所に絞り込んだ。
担当窓口
鳥羽市 総務課・防災危機管理室
電話:0599-25-1118
E-MAIL:bosai@city.toba.mie.jp
年次報告※初年度は、設備の導入を実施した年度となるため、稼働時間がたいへん短くなっている場合があります。
平成27年度
- 削減量
- 0.661 [t-CO2/年]
- 導入効果
- FL20型(蛍光灯)と比較すると1灯あたり約0.055t-CO2/年のCO2を削減することができる。
副次的効果としては、この設備は、平成27年度から新しく実施する夜間の津波避難訓練で活用し、住民が夜間の避難時の状況等を事前に確認することができるとともに、津波避難の象徴的な効果及び住民への安心感の付与を期待している。