平成27年度 東部小学校太陽光発電設備導入事業
再生可能エネルギー設備
- (発電)太陽光 [10 kW]
- (省エネ等)蓄電池 [15 kWh]
設備の概要
小学校の屋上に太陽光発電システム(10kw)を設置し、蓄電池(15kwh)を導入することで、災害時の災害応急活動の拠点として対応できるようにするもの。
- CO2削減効果(見込み)
- 5.792 [t-CO2/年]
- 総事業費
- 26,244,000 円
- 補助金額
- 26,244,000 円
- 完成年月
- 平成28年2月
施設の概要
- (名称)
- 東部小学校
- (分類)
- 学校等文教施設
- (役割・機能)
- 東部小学校は、滑川市地域防災計画で防災拠点施設及び避難所として指定されている施設であり、避難所として、災害時に近隣住民1,500名(最大収容可能人数)の受入を行う。主に復旧までの住民の宿泊、給仕等を想定している。
- (所在地)
- 富山県滑川市四ツ屋134番地
再生可能エネルギー等導入による地域づくりの取り組み状況
滑川市では、第4次総合計画(平成23年3月策定)において、 市が抱える課題の解決をはじめ、今後予想されるさまざまな変化に柔軟に対応できる、新しいまちづくりに取り組むための「まちづくりの目標」を定めている。このうち、「安全で安心なまちづくり」及び「人が集う魅力あるまちづくり」の目標に基づき、市全体で災害に強く、人々が集う低炭素な地域づくりに取り組んでいる。
また、滑川市地域新エネルギービジョン(平成16年2月策定)に基づき、市民の目に触れやすく設置スペースの確保が容易な公共施設や防災対策として防災拠点となる施設(小学校等)への太陽光エネルギーの導入など新エネルギーを活用した循環型社会の構築に取り組んでいる。
今後については、市民、事業者、市が一体となって、小水力発電、太陽光発電など当市の地域特性を生かすことができるエネルギーシステムの導入を重点的に推進していくこととしている。
事業を行うにあたって工夫した点
①太陽光発電システムの導入にあわせて、発電量や二酸化炭素排出削減量等の表示設備を設置し、富山県及び(公財)とやま環境財団が実施している「とやま環境チャレンジ10」など環境を学ぶ授業において、環境教育の教材として活用することにより、児童とその保護者、教員等の環境・エネルギー問題に関する意識向上を図る。
②各地域で実施される防災訓練などを通じて、積極的に地域住民や事業者に施設のPRを行い、災害発生時における再生可能エネルギーの有効性を啓発することにより、災害時の不安感を軽減することができ、また、地域における再生可能エネルギーの普及促進を図る。
担当窓口
滑川市 産業民生部生活環境課衛生公害担当
電話:076-475-2111
E-MAIL:seikatsu@city.namerikawa.toyama.jp