平成27年度 避難施設緊急時電力確保設備整備工事(宇川小学校)

再生可能エネルギー設備

  • (発電)太陽光  [10.08 kW]
  • (省エネ等)蓄電池  [16.8 kWh]

設備の概要

小学校の屋上に太陽光発電システム(10.08kw:240W×42枚)、リチウムイオン蓄電システム(16.8kWh×1台)及び非常用コンセントを避難所となる体育館に設置することで、災害発生後の避難所運営において、電力会社からの電力供給途絶時でも必要最小限の電力確保が行える災害応急活動の拠点施設として整備しました。

CO2削減効果(見込み)
5.838 [t-CO2/年]
総事業費
30,468,000 円
補助金額
30,468,000 円
完成年月
平成28年2月

施設の概要

(名称)
京丹後市立宇川小学校
(分類)
学校等文教施設 
(役割・機能)
宇川小学校は、京丹後市地域防災計画において、災害の危険から緊急に逃れるための指定緊急避難場所及び、被災者が避難のために必要な間、滞在するための指定避難所に指定されている施設であり、避難所として災害時に近隣住民324名(最大収容可能人数)の受け入れを行います。復旧までの住民の宿泊、給仕等を行うことを想定しています。
(所在地)
京都府京丹後市丹後町上野120番地

再生可能エネルギー等導入による地域づくりの取り組み状況

・小学校への太陽光発電システムやリチウムイオン蓄電システムの導入にあわせて、児童とその保護者、教員等の皆さんに再生可能エネルギーを身近に感じていただけるよう、本市単独事業として発電量や二酸化炭素の削減量を随時確認できる表示モニターを校内に設置し、環境教育の教材としての有効活用を図ることで、環境・エネルギー問題に関する意識向上を図ります。
・防災訓練などを通じて、本施設を積極的にPRし、災害発生時における再生可能エネルギーの有効性の啓発を行うとともに、地域における再生可能エネルギーの普及促進を図ります。

事業を行うにあたって工夫した点

蓄電システムについて、当初計画していた三相連系15kWhから単相連系16.8kWhへ変更したことで、末端の単相負荷への電力供給にあたり、三相から単相へ電力を変換するために必要なスコットトランスを省略でき、機器にかかるコスト抑制に繋がった。さらに、蓄電池の容量が増えたことで電力供給途絶時における供給力の確保向上も図れた。

担当窓口

京丹後市 農林水産環境部環境バイオマス推進課 環境総合係
電話:0772-69-0480
E-MAIL:kankyo@city.kyotango.lg.jp