平成27年度 大栄庁舎太陽光発電・蓄電池設備導入事業
再生可能エネルギー設備
- (発電)太陽光 [30.87 kW]
- (省エネ等)蓄電池 [20 kWh]
設備の概要
大栄庁舎に太陽光発電設備(最大出力30.87kW)と蓄電池(容量20kWh)を整備することにより、災害時に電力が遮断された場合でも必要最低限の電力を確保し、防災拠点となる大栄庁舎の機能を保持するとともに、隣接する避難所となる大栄農村環境改善センターに電力を供給できる体制を整えます。
- CO2削減効果(見込み)
- 19.37 [t-CO2/年]
- 総事業費
- 40,716,000 円
- 補助金額
- 39,937,000 円
- 完成年月
- 平成28年1月
施設の概要
- (名称)
- 大栄庁舎
- (分類)
- 庁舎・行政基幹施設
- (役割・機能)
-
防災拠点の機能を保持することを第一の目的として大栄庁舎への設置を計画していますが、隣接する震災及び風水害等避難所となる大栄農村環境改善センターへも電力も供給することができます。
大栄庁舎については、北栄町地域防災計画(震災・風水害等対策編)で災害対策本部室等の防災拠点として位置付けられています。また、大栄農村環境改善センターについては、町内避難所として同計画(資料編)に位置付けられています。 - (所在地)
- 鳥取県東伯郡北栄町由良宿423番地1
再生可能エネルギー等導入による地域づくりの取り組み状況
非常用発電としての機能が発揮される災害時のみならず、平常時においても事業実施の意義を広くPRすることができるよう、多くの来庁者の目に触れられる庁舎ロビーに現在の発電量等を確認できる表示モニター(事業対象外設備)を設置した。
表示モニターを広告塔として活用し、非常時に対する備えがあるという安心感を伝えるとともに、災害時に特に特性が発揮できるのが再生エネルギーであるということも伝えながら環境に対する意識啓発を図ります。
事業を行うにあたって工夫した点
当初の計画段階では蓄電池の設置場所を屋外としていましたが、設置場所を再検討し、その結果、設置経費の削減に繋がることとなった屋内に設置することができました。
また、災害時の給電先として庁舎内の電気自動車(公用車)充電器も指定しましたが、これにより電気自動車を他の避難施設の非常用電源として利用することも可能となりました。
担当窓口
北栄町 総務課情報防災室
電話:0858-37-3111
E-MAIL:soumu@e-hokuei.net
年次報告※初年度は、設備の導入を実施した年度となるため、稼働時間がたいへん短くなっている場合があります。
平成27年度
- 削減量
- 2.7 [t-CO2/年]
- 導入効果
- 事業実施年度につきCO2削減量は限られているが、新たな設備が設置されたことでの注目度によって、事業実施の意義や事業効果などについて一定程度の広報を行うことができた。